【現代を代表する名作椅子】快適な座り心地と耐久性。スタイリッシュな名作椅子
美しい造形美に、快適な座り心地......。たった一脚でも、住まいを洗練の空間へと昇華させてくれる「名作」と呼ばれる美しき椅子を厳選紹介。今回は、現在、世界的に活躍するデザイナーが手掛けた、現代を代表する名作椅子にフィーチャー 【写真】現代を代表する名作椅子5選
フィリップ・スタルクの「ルイ・ゴースト」
前衛的で遊び心溢れるデザインと新素材を積極的に使った先進性で魅了する建築家・デザイナーのフィリップ・スタルク。 1982年にエリゼ宮殿のスイートルームのデコレーションを任されたことで脚光を浴び、1984年にパリの「カフェ・コスト」、1988年にニューヨークの「ロイヤルトンホテル」のインテリアデザインを手がけたほか、1989年には東京・浅草のアサヒビール本社の「フラムドール」を設計したことでも知られており、今なお、世界的なインテリアブランドで数えきれないほどの作品を発表し続けている。 革新的な技術と新素材で、過去の名作を再解釈した椅子も多く手掛けているフィリップ・スタルク。2002年にデザインした「ルイゴースト」もそんな椅子のひとつ。 ルイ15世スタイルの椅子を透明色とオパック色のポリカーボネート樹脂で再現したもので、バロック様式を現代風にアレンジし、スタイリッシュな椅子へと昇華させた。安定感のある快適な座り心地と耐久性を持ち合わせており、衝撃や傷にも強く、アウトドアユースもOK。
「ルイゴースト」¥67,000/カルテル BY EMI ARITA