京都市宿泊税、最大1万円 引き上げへ、全国最高額に
京都市が、ホテルや旅館などの宿泊者に1人1泊当たり200~千円を課している宿泊税を引き上げ、最高額を1万円とする方針を固めたことが8日、関係者への取材で分かった。総務省によると、宿泊料金に応じて一定の額を徴収する「定額制」では全国最高額となる。 市の宿泊税は2018年に導入。現在の税額は3区分あり、宿泊料金が1人1泊当たり2万円未満は200円、2万円以上5万円未満は500円、5万円以上は千円。これを5区分に細分化し、最高額は1泊10万円以上で1万円とする。最低額の200円は据え置くが、対象を1泊2万円未満から6千円未満に狭める。