花咲徳栄・石塚 躍動マルチ「上のステージでやるために」“プロ仕様”バットで快音 U-18代表練習試合
「練習試合、高校日本代表3-2近大」(25日、関西圏内) U-18アジア野球選手権に出場する高校日本代表が25日、関西圏内で近大と練習試合を行い、3-2で勝利。今秋ドラフト候補の花咲徳栄・石塚裕惺内野手(3年)が適時打を含むマルチ安打で躍動した。 「楽しみな気持ちがあった。感触は良かったです」。9日の夏の甲子園初戦で敗退して以来の実戦に「5番・遊撃」で先発。1点を追う初回2死一、二塁で中前適時打、三回2死でも鋭い当たりで中前打をマークした。これまで83センチの木製バットを振り込んできた中、「上のステージでやるために」と84センチに変更。“プロ仕様”でいきなり快音を鳴らした。 畑山統括スカウトなど4人態勢の阪神を含め7球団のスカウトが視察。オリックス・岡崎スカウトは「木でもうまく打ち返している」と評価した。「持ち味を発揮してチームに貢献したい」と石塚。試合後には結団式も行われ、日の丸のプライドを宿した。