北米トヨタが700馬力超のランクル40発表!! マジかこれめっちゃカッコいいぞ!!
米国で苦戦するランクルブランドの認知を広げたかった
「ミント400」や「キング・オブ・ザ・ハマーズ」など、オフロードレースも人気の米国。クラスも様々で、ヴィンテージカーを改造したり、リムジンをオフロードにしてみたり…と遊び心満載のオフロードカルチャーが米国では根付いている。 そんな米国だが、意外にもランクルの販売は苦戦し、実際米国では、「ランドクルーザー300」は販売されていない。SUVなら乗用車をベースにした乗り心地のいい3列シートタイプのほうが、また本格オフローダーならピックアップトラックのほうが、米国では人気だからだ。 ただ、ランドクルーザー250は、ハイブリッドモデルのみながら米国にも投入するなど、トヨタは米国市場でのランクル販売を諦めてはいない。FJブルーザーの製作は、ランクル250の投入によって米国でランクルが復活した(ランクル200の終売からランクル250の登場まで、米国ではランクルが途絶えていた)ことを記念するもので、クラシカルなランクルと最新の技術、そして米国人が大切にするオフロードエクストリームスポーツの世界観を融合することで、ランドクルーザーという世界的なブランドを米国でも広げたい、というトヨタの思いが込められていたのだ。 こうしたオフロードイベントで、V8エンジンのサウンドを響かせるのが大好きな国である米国。時代を考えると、この手の轟音からは徐々に遠ざかるべきはずなのだが、米国ではまだ衰えていない。トヨタの思惑通り、ランクルブランドの認知につながったのかはわからないが、このFJブルーザーのようなモデルは、米国人は大好物なはず。はたしてランクル300の米国デビューに結び付けることができるか!??今後の動向に注目だ。