最大級の全勝バトル!「帝京大学×早稲田大学」関東大学対抗戦2024
2024年の関東大学対抗戦。大学4連覇を狙う4勝(1位)の帝京大学と、2019年度以来の頂点をめざす3勝(3位)の早稲田大学が11月3日(日)、東京・秩父宮ラグビー場で激突する。
両軍は8月の菅平で練習試合を行っている。
内容は早稲田大が帝京大のプライドである衝突局面、スクラムで優位に立つという「衝撃展開」。春季大会で大敗していた早稲田大が38-14で雪辱を果たした。
あれから約2カ月半。
帝京大は対抗戦で開幕4連勝。
日本体育大学戦(67-6)、青山学院大学戦(40-5)はミスもあり苦戦しながらも、立教大学戦(85-7)でチーム最多得点を叩き出し、前戦は難敵・慶應義塾大学を57-19でしりぞけた。
慶大戦後の帝京大LO/FL青木恵斗主将は、桐蔭学園の同期であるHO佐藤健次主将率いる早稲田大との再戦へ向け、次のようなコメントを公表した。
「次の早稲田大学さんとの試合は、この秋、最も大きなターゲットとしてきた試合です」
「夏の菅平ではコンタクトの部分で負けてしまったので、自分たちのプライドであるコンタクトの強さを出していきたいです。その基準を僕が作って、チームとして必ず勝ち切りたいと思います」
ラグビーの根本であるコンタクトで勝ち、夏のリベンジを果たす。「V3王者」ではなく「チャレンジャー」として挑みかかる覚悟だ。
過去3戦10番だった大町佳生はリザーブとなり、今季初先発のSO本橋は先発ロックの兄・本橋拓馬とスタメンを飾る。
2019年度にSH齋藤直人主将(仏トゥールーズ)を擁して11年ぶりの優勝を遂げた早稲田大。以来、今年度(2024年度)ほど期待の大きいシーズンはなかったように記憶している。
今季対抗戦では、帝京大に大敗した春季大会(7-60)にいなかったHO佐藤健次主将や、大学生で唯一2024年秋の日本代表(関東・宮崎合宿及びリポビタンDツアー2024)に参加したFB矢崎由高(※関東・宮崎合宿まで参加※練習生を除く)らも参戦して3連勝。