屋比久知奈「彼女は私自身」 7年ぶりに演じた“モアナ”に強い思い入れ
俳優の屋比久知奈が12月6日(金)、都内で行われたディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海2』の初日舞台挨拶に登壇し、「彼女は私自身」と前作から続投し、7年ぶりに演じた主人公モアナへの強い思い入れを語った。 【写真】尾上松也/『モアナと伝説の海2』初日舞台挨拶 海に選ばれた少女モアナの冒険を描いた『モアナと伝説の海』の続編となる本作。前作から3年、モアナは全ての海をつなぐ1000年にひとりのタウタイ(導く者)としての大きな使命を背負い、まだ見ぬ海のどこかにいる人々を探していた。ある日、手がかりを求めて航海を続けるモアナは、人間を憎み世界を引き裂いた嵐の神の伝説を知り、海の果てにある島にたどり着けば、この広い海を分断する呪いは解け、再び世界はひとつになることを知る。 「モアナのエネルギー、優しさや勇気、迷いながらまっすぐ前に進む姿に、私自身も背中を押された」と語る屋比久は、盛況の客席に向けて「皆さんにも、そういう気持ちを受け取ってもらえれば」とアピール。本作では、危険な冒険を通して、仲間たちとの間に芽生える絆も感動ポイントになっており、「モアナは仲間がいるからこそ、頑張れるし、より成長している」と話していた。 初日舞台挨拶には、屋比久をはじめ、日本語吹き替え版に出演する尾上松也(マウイ役)、小関裕太(モニ役)、 鈴木梨央(ロト役)、ソニン(マタンギ役)、増留優梨愛(シメア役)、夏木マリ(タラ役)が勢ぞろい。 再びマウイ役を務めることになった松也は、「すごくうれしかったですし、前作が世界中で配信されてから『改めて観た』という声もいただくので、自分でも久しぶりだけど、久しぶりではない、不思議な感じです」とコメント。劇中歌「できるさ!チーフー!」では、ラップにも挑戦し「この曲が誰かの応援歌として聞いてもらえれば」と声を弾ませる。 また、モアナの祖母・タラを演じる夏木は、屋比久と約7年ぶりに再会し、「久しぶり。あのときは、大学生でしたもんね。それがこんなに立派になられて。モアナがさらに強く、たくましくなっている。行動することが大事だと教えてくれて、元気をもらいました」と“孫”の成長に目を細めていた。
シネマカフェ シネマカフェ編集部