人気歌手アデルが感染した恐ろしい耳の感染症とは?間違った抗生物質を数日間投与も…「出産より辛かった」
アデルは体調が悪くても、ショーを続けなければならない大スター。特にいまは、彼女が8月に発表した通り、ラスベガスのレジデンシー公演を終えて「とても長い」活動休止期間に入る前のラストスパート。でも、直近のショーでアデルは、「出産よりつらい」症状のある感染症にかかっていることをファンに明かした。 【写真】乳がんになったことを明かしたセレブたち
間違った抗生物質を数日間投与も。「こんなに痛い思いをしたことはない」
観客の1人が撮影してXに投稿した粗い動画の中でアデルは、曲の合間にピアノの椅子に座り、ファンに本音で語り掛けた。「実はいま耳の感染症にかかっているんだけれど、これがかなりひどいのよね。耳の感染症は生まれて初めて。こんなに痛い思いをしたことはない。出産よりつらかった」 アデルによると、この感染症の原因は「稀な水中細菌」にあったため治療が一筋縄ではいかず、効果的な薬を処方される前に間違った抗生物質を「数日間」投与されたそう。
「片耳はまだ少し聞こえない」
水泳などで耳の中に水が溜まると、耳の中の暖かく湿った環境で細菌が増殖し、感染症を引き起こす。米クリーブランドクリニックによると、外耳炎の症状には、耳の痛み、聞こえづらさ、難聴、耳の閉塞感、発熱、耳だれ、耳の発赤・腫れ、リンパ節の腫れなどがある。また、米メイヨークリニックは、中耳炎の症状として、耳の痛み、耳だれ、難聴などを挙げている。 『People』誌によると、現在36歳のアデルはミュンヘンで行われた8月のコンサートで活動休止を発表した。今回の公演は、その活動休止前に行われる最後の10公演のうちの1つだった。ミュンヘンでは「あと10公演あるけれど、そのあとは、ものすごく長い間みんなに会えなくなると思う。その間も、みんなのことを大切に想っている」とファンに告げた。