フェースシールドなど輸入…法人税約2億2000万円脱税か 東京地検特捜部、会社社長を逮捕
日テレNEWS NNN
新型コロナの感染対策グッズなどを輸入販売していた会社の社長の男が、法人税2億2000万円あまりを脱税したとして東京地検特捜部に逮捕されました。 逮捕されたのは、東京・港区の貿易会社「信彦佳景」の社長で中国籍の河野吉哲ことホー・シゥフォン容疑者です。 特捜部などによりますと、河野容疑者はフェースシールドなどの新型コロナ感染対策グッズなどを輸入する際、仕入れ額を水増しするなどして、去年1月期までの2年間でおよそ8億6500万円の所得を隠し、法人税2億2000万円あまりを脱税した疑いがもたれています。 関係者によりますと、この会社は当時、中国から仕入れた感染対策グッズなどを厚生労働省に卸し売り上げを伸ばしていたということで、脱税で得たカネは河野容疑者が投資などにあてていたとみられます。