岐阜で鳥インフル 国内で今季9例目 1万5000羽殺処分
岐阜県は19日午前、本巣市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザの疑い事例について、遺伝子検査で陽性が確認されたと発表した。飼育されている約1万5000羽の殺処分を始めた。国内の養鶏場での発生は今季9例目。 県は感染拡大防止のため、養鶏場から半径10キロ圏内にある33農場・養鶏場の計約1万7000羽の搬出を制限する。殺処分から埋却、消毒までの防疫措置は22日までに完了する見込み。19日朝、畜産関係車両の消毒ポイントを本巣市内など3カ所に設けた。 県によると、18日に養鶏場から「死亡するニワトリが増えている」と県中央家畜保健衛生所に通報があり、簡易検査で陽性が判明した。
岐阜新聞社