ダルビッシュの自己ワーストタイ7失点にトレードの噂が再浮上
またジェフ・バニスター監督の「彼はなおも相手を一掃する投球を持っている。私はダルビッシュが自分自身に何を期待しているかを、外部が彼に対して期待しているもの以上に重視している。私がダルビッシュについて分かっていることは、彼は学ぶことを愛し、戦いを愛し、偉大な選手になりたがっているということだ。彼は、ただ単に偉大な選手になるのではなく、最高の選手の一人になりたいと思っている」というコメントを紹介。さらに「外部の期待は(ダルビッシュに対し)フェアじゃないと思うかって? 私は、外部の人の期待が、彼が自身にかけている期待に適っているとは思わない」と、同監督が、ダルビッシュの選手としての意識を高く評価していることに触れた。 これで40勝44敗となったレンジャーズだが、まだワイルドカードで3年連続のプレーオフ進出の望みは残されている。「敗戦を重ねれば重ねるほどトレード期限を前に2017年シーズンを諦める可能性が高まる」とジョナサン・ルクロイ捕手の名前を出して、彼がダルビッシュの次に魅力のある今オフのフリーエージェントであり、チーム成績次第では、トレードの可能性があることを再び引っ張り出した。 だが、最後には、「火曜日(4日)の敗因は、ダルビッシュとレンジャーズの三振癖とベニンテンディに尽きたが、一度の悪い先発が、レンジャーズが長期に渡りダルビッシュを保持したいという考えを変えることはないし、多くの期待にそぐわなかったとしても、レンジャーズは、ダルビッシュに何ができるかわかっている」と、ダルビッシュを評価して記事を締めた。