「誰もが10代で処女を喪失する必要などない」女優のレベル・ウィルソン、35歳で初体験を迎えたことを語る
女優レベル・ウィルソンは、3月27日発売の雑誌「ピープル」のインタビューで、自身の遅い処女喪失体験について語った。 【画像】レベル・ウィルソンが英国アカデミー賞のスピーチ中、プーチンに中指を立てる 人生の後半にある経験をする人たちのことを「レイトブーマー(遅咲きの人)」と呼ぶ。レベル・ウィルソンもそのひとりだ。女優レベル・ウィルソンは3月27日発表の雑誌「ピープル」の独占インタビューで、自身の経験を語った。彼女の発言は、性や性に対する社会的なプレッシャーについて、SNS上で議論を巻き起こした。 「ある年齢までに経験をしていないからという理由で孤独を感じて欲しくない」と、女優レベル・ウィルソンは「ピープル」に語った。『ピッチ・パーフェクト(2012年)』や『ロマンティックじゃない?(2019年)』などの映画でコメディアンとして知られる彼女は、同じような境遇にある人々が安心できるよう、自身の経験談を語った。 「誰もが10代で処女を喪失する必要などない」とレベル・ウィルソンは断言し、次のように続けた。「同じ境遇にある人たちが、孤独や批判を感じなくなることを願っています。」
「私は会話が行われているときに部屋を出た」
年月が経つにつれ、レベル・ウィルソンにとって性について話すことは複雑だった。「毎回、私は(性に関する)会話が行われるときは部屋を出た」と彼女は述べた。そして、現在44歳の彼女は続けた。「皆、『24歳で初体験なんて遅すぎる!』と言っていました。だから私は『35歳の私はどうなるの? とてもダサいんだろうな』と思っていました。」 レベル・ウィルソンのこのインタビューはSNSで広くシェアされ、活発な議論が交わされた。ネットユーザーの中には、彼女に感謝の意を表明する人もいれば、彼女が私生活の詳細を暴露したことを批判する人もいた。レベル・ウィルソンはアメリカ人実業家のジェイコブ・ブッシュと1年半交際した後、2022年、ブランド「Lemon Ve Limon」の創設者兼デザイナーのラモーナ・アグルマとの交際を正式に発表した。その後、レベル・ウィルソンはこの実業家と婚約した。2022年11月、ふたりは代理母を利用して第1子をもうけた。レベル・ウィルソンは自身の回顧録『Rebel Rising(原題)』でこの件についてさらに述べる予定で、4月2日に出版される予定だ。彼女は自らのストーリーを通じて「ポジティブなメッセージ」を届けようとしている。
text: Elisa Cantaux (madame.lefigaro.fr)