【ジャパンC】外国馬は今年も勝てず…日本馬が19年連続V 近年最強の布陣も及ばず
[GⅠジャパンカップ=2024年11月24日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝2400メートル] 国内外の強豪が1着賞金5億円をかけて争ったジャパンCはドウデュースが優勝。3頭が出走した外国馬は今年も勝利を挙げることができず、日本馬が19年連続Vとなった。 GⅠ6勝を挙げているオーギュストロダン(牡4・Aオブライエン=アイルランド)、メンバー最上位のレーティング125ポンドを誇るゴリアット(セン4・Fグラファール=フランス)、ドイツでGⅠ2勝を挙げているファンタスティックムーン(牡4・Sシュタインベル=ドイツ)という近年では最強といえる布陣で臨んだが、地の利ある日本馬の前に敗退。掲示板に載ることさえできず、2005年のアルカセット以来となる外国調教馬の勝利は果たせなかった。 特にオーギュストロダンは父がディープインパクトという血統で、世界ナンバーワントレーナーのA・オブライエン調教師が初めて日本での陣頭指揮を執るなどラストランに向けて意欲の高さがうかがえたが、それでも日本馬を倒すことはかなわず。日本馬のレベルアップが改めてクローズアップされ、レース創設時の目的は完全に果たされたといえそうだ。
東スポ競馬編集部