「寝る姿勢」だけで睡眠の質は改善できる!【横向き】のメリット&デメリットを睡眠のプロが解説
寝ているときに自分がどんな体勢になっているか気にしたことはある? 睡眠の質を上げるためにしっかり入浴したり、ストレッチをして体をほぐしてみたりと就寝前に色々努力してみるも、朝起きたら“寝違え”や“疲労感”を感じることもしばしば……。そこで注目したいのが、寝ている時の姿勢である“寝姿勢”。 【写真】寝不足の翌日に実践したい「5つのアクション」 今回は延べ1万人以上の眠りの悩みを解決してきた他、テレビ番組にも多数出演されている快眠セラピストの三橋美穂先生に【横向き】のメリットとデメリットについて、詳しく教えてもらった。
横向き
メリット:呼吸がしやすく、いびきをかきにくい。また丸くなることで精神的に安心するという点も。胃や腸に不調を感じている人にも、症状軽減になるので横向きがおすすめ。 デメリット:体の圧が重点的にかかるので、腕・肩・腰に負担がかかりやすい。また、肩回りが引っ張られるために脱力しにくい。 対処法:横向きで寝る人は、抱き枕を使うと体の重さが分散され、リラックスして眠ることができる。抱き枕を選ぶときは、腕を乗せる部分は厚め、足で挟む部分は薄めになっていると、自然な横向き姿勢になることが可能。そして抱き枕は入眠をサポートするためのもので、一晩中使う必要はなし。「気づけば床に落ちている」のが正しい使い方だそう。