テレビを1台追加して購入。NHKに「追加契約」の必要はある?
リビングとは別に寝室や個人の部屋にテレビを置くなど、複数台テレビを所有しているご家庭も多いでしょう。そこで気になるのは、テレビを1台追加した場合、NHKの追加契約が必要かということです。 本記事では、テレビを1台追加で購入した場合のNHKの追加契約の要否や、スマートフォン(以下スマホ)・パソコン・タブレットでNHKを視聴する場合の契約や費用について解説します。NHKプラスの特徴についてもご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
テレビを1台追加購入したらNHKの追加契約が必要なのか?
NHKによれば、放送受信契約は、世帯ごとに1つの契約をする仕組みになっています。そのため、すでに契約を結んでいる同じ住居内でテレビを複数台所有する場合追加契約は必要ありません。例えば、自宅のリビングと寝室にそれぞれテレビを置いている場合でも、NHKの受信契約は1つとなります。 ただし、次の場合は新たな契約が必要になることがあります。 ●別荘など別の住居用にテレビを購入した場合 ●1人暮らしの学生や単身赴任者が実家や本宅とは別にテレビを設置する場合 これらの場合、設置場所ごとに契約を求められることがあるでしょう。
スマホやパソコンでNHKを視聴する場合の費用
NHKは「NHKプラス」という配信サービスを提供しています。NHKプラスを利用すると、インターネット経由で放送中の番組や過去番組を視聴できます。この場合、基本的に追加の費用は発生しませんが、次の点に注意が必要です。 【すべてのサービスを利用するためにはNHK放送受信契約が必要】 NHKプラスはNHKの受信契約がある世帯の方が追加負担なしで利用できるサービスです。NHKによれば、放送の同時配信は視聴環境が整っていれば誰でも視聴できますが、利用登録をしていない場合には画面上に受信契約の確認に関するメッセージが表示されます。見逃し配信などは、利用申し込みをしたうえで受信契約の確認ができた後に利用できます。 【サービス自体の料金について】 前述の通り、NHKプラスはNHKの受信契約がある世帯の方であれば追加の利用料はありません。ただし、インターネットを利用するための通信費(スマホのデータ通信費やWi-Fi料金など)は利用者負担となります。