体調不良を押して奮闘 清水大成が日本最上位をキープ「持っているもの全部ぶつけたい」
<ZOZOチャンピオンシップ 3日目◇26日◇アコーディア・ゴルフ 習志野カントリークラブ(千葉県)◇7079ヤード・パー70> 松山英樹は気合いの居残り特打【写真】 3日目を9位タイからスタートさせた清水大成は、4バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「69」。日本勢トップのトータル8アンダー・12位タイで最終日に挑む。 「67」をマークした2日目のホールアウト後、体調が悪化した。2週前の「日本オープン」で発症した扁桃炎が再発。近くの病院に直行し、医師の診察を受けた。食事もあまり喉を通らず、疲労がたまっているなかでのアンダーパーは及第点かもしれないが、「もっと伸ばせた感じはあった。体調が良かったらスコアがいいとは限らないけど…万全な状態で戦いたかった」と唇をかんだ。 首位とは9打の大差をつけられてしまったが、それでも上位には踏みとどまった。トップ10に入れば、2週後の米ツアー「ワールドワイド・テクノロジー選手権」の出場権を獲得できる。 「気合いでやるしかない。自分が持っているものを全部ぶつけたいです」。目標に向かってラストスパートをかける。(文・小池文子)