8季ぶりJ3降格決定の栃木、”昇格請負人”小林伸二監督の来季続投を発表「この責任どう取るべきかと…」 | Jリーグ
【国内サッカー 最新ニュース】栃木SCは11月13日、小林伸二監督が2025シーズンも続投することをクラブ公式サイト上で発表した。 栃木は2025シーズンも小林体制で明治安田J3リーグを戦っていくことになる。 栃木のクラブ公式サイトには、次のように小林監督のコメントが掲載されている。 「まずはじめに、今シーズン支えていただいた皆さまにおかれましては、1年間素晴らしい力をいただき、ありがとうございました」 「今年の5月から監督を務めさせていただいてから、一生懸命やってくれた選手に対し、私自身の戦術の落としこみ方やあと一歩選手を理解して指導することが足りないということを痛感したシーズンでした」 「この責任どう取るべきかというのをずっと考えてきましたが、来季も栃木SCの監督として栃木の為に戦っていくことを決めました。終盤戦の上位チームとの対戦や最終戦で選手たちの素晴らしさを改めて感じ、戦術をさらに徹底して落とし込むことができれば、今シーズンの負けを引き分けに、引き分けのゲームを勝利にもっていくことができるのではないかなと思っています」 「短い期間ではありましたが、このチームがすごく好きになり、ここまできたチームをもっと強くしていきたい、皆さんと一緒に喜び、県民の歌を歌いたいと思っています」 「選手がもっと躍動してサッカーができるように、そして栃木をもっと愛せるように。来年はJ3という舞台となりますが、今シーズンの悔しさを忘れずに日々の取り組みから目標の達成へ向けて前進していきたいと思います」 「ファン、サポーター、ホームタウン、そしてスポンサー企業の皆様におかれましては、目標達成へ向けて、引き続き共に戦っていただけますよう宜しくお願いいたします」 1960年8月24日生まれの小林監督は、現在64歳。現役時代にはサンフレッチェ広島の前身となった東洋工業サッカー部(マツダSC)でプレーし、1990年に現役引退した後は指導者の道へと進んだ。 監督となってからは、大分トリニータでJ2リーグ優勝(2002シーズン)、ギラヴァンツ北九州でJ3リーグ優勝(2019シーズン)を経験。今年5月15日には、シーズン途中で解任された田中誠前監督の後任として栃木の監督に就任した。今季、栃木は明治安田J2リーグで7勝13分18敗。18位に沈んで8季ぶりJ3降格が決定した。数多くのクラブを上位カテゴリーに昇格させたことから”昇格請負人”とも呼ばれる小林監督の下、栃木は来季1年でのJ2復帰を目指すことになる。
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