気球による無着陸世界一周を称えた記念モデル&「クロノマット」初となるチタンケースウオッチを発表
今年、創業140周年を迎えたスイス屈指の時計ブランド【BREITLING(ブライトリング)】が最新モデルを発表。1999年の気球による人類史上初の無着陸世界一周の偉業を称えた「エアロスペース B70 オービター」、「クロノマット」コレクション史上初となるチタンケース仕様の「スーパー クロノマット B01 44」、「クロノマット B01 42」の3モデルだ。これらのモデルのケースとブレスレットには軽量かつ耐食性に優れるチタンを採用した。チタンはステンレススチールの約60%と軽量で、鉄の約2倍、アルミニウムの約3倍の強度を誇る。さらに錆にも強く、金属アレルギーが起こりにくい素材といわれている。多くの優れたメリットを持つチタンを使用した新作を見ていこう。 【関連画像】WATCHNAVI編集部による試着レビューを紹介
気球に搭載されたカプセルのオレンジを文字盤に採用
「エアロスペース B70 オービター」は、1999年に19日と21時間47分をかけて気球(ブライトリング オービター3)に乗り、人類史上初の無着陸世界一周を達成したスイス人冒険家のベルトラン・ピカールとブライアン・ジョーンズの偉業を称えたモデルとなる。ブライトリング オービター3のカプセルの色と同じオレンジの文字盤を採用しているが、中心部はやや深みのある色合いとし、外縁をブラックで描いたグラデーション調の意匠が非常に印象的だ。
アナログとデジタルのデュアルディスプレイ
標準クオーツの10倍もの精度を誇り、温度補正機能付きスーパークォーツ™を搭載したCOSC認定のマニュファクチュールキャリバー、B70を内蔵しており、アナログとデジタルのデュアルディスプレイも本機ならではの特徴だ。1/100秒計クロノグラフ(スプリットタイムとラップタイム機能付き)、カウントダウンタイマー、第2タイムゾーン、2つのアラーム、パーペチュアルカレンダーといった機能性も十分で、使い勝手は文句なし。文字盤3時位置には、ブライトリング オービター3のミッションロゴが配され、数字、インデックス、針にはスーパールミノバ®蓄光塗料を塗布し、暗い場所における視認性も十分に考慮。ケース素材には、金属の中で最高の強度重量比を誇る堅牢性を持ち、非磁性、低刺激性、耐腐食性にも優れるチタンを採用しており、いかなる環境下でも所有者を安全かつ力強くサポートする一本となっている。