温泉、アート、美酒・美食を全網羅できる箱根のラグジュアリーヴィラで体験宿泊!
自宅で過ごすような居心地の良さがありながら、非日常的な特別感も得られる。 一見相反する要素を融合した宿泊スタイルとして、昨今支持を集めているのが「プライベートヴィラ」での滞在だ。 ▶︎すべての写真を見る
首都圏からアクセス良好な人気観光地、箱根にもその波は訪れているようで、今回は仙石原の森に佇むリゾートホテル&ヴィラ「箱根リトリート フォーレ&ヴィラ ワンバイエフ」にOCEANS編集部きってのリゾート通・Mが潜入してみた!
圧巻の自然環境の中に個性の異なるヴィラが点在
箱根旅の玄関口である箱根湯本駅前から、クルマを走らせることおよそ30分。御殿場へと抜ける国道138号線沿いに、控えめに現れる「箱根リトリート」のサイン。「箱根ガラスの森美術館」からほど近い場所と言ったほうがイメージしやすいだろうか。
手付かずの自然と名宿とアートな施設が程良い距離感で点在する静謐なエリアは、上質で落ち着いた滞在を求めるOCEANS世代にぴたりとハマること間違いなし。
リゾートは全55室。1万5000坪の広大な敷地内に、全3棟・37室のホテルと18棟のヴィラが建つ構成で、今回宿泊したのはヴィラのNo.16号棟。
というのも、18棟あるヴィラのうち、No.12~No.18がこの8月に新設オープンしており、箱根リトリートの新たな顔となっているのだ。
元々あった11棟のヴィラは、天然木の温かみを活かしたログハウス風の造りが特徴。新たに誕生した7棟はそのデザインコードを踏襲しつつ、よりモダンでスタイリッシュな印象に仕上がっている。
それぞれの客室の広さや間取り、設えはすべて異なり、どれを選ぶか非常に悩ましい。つまり、旅に出る前から“迷う楽しみ”があり、スマホで自分好みの一室を探すところから、すでに旅は始まっているのである。
また、内装デザインは異なるものの、全ヴィラ共通で暖炉&温泉風呂を標準装備しているところも見逃せない。無理に予定など詰め込まずに、豊かな自然を感じながらゆったりくつろぐも良し。思いっきり集中できる環境でクリエイティブな感性を磨くも良し。週末のリフレッシュにも、長期滞在にもベストな環境と言える。