40代から始める「ひとり旅」の過ごし方。ひとりフェスは寂しくない
だれかの予定を気にすることなく、自由に楽しめる「ひとり旅」。興味があるけれど、少しハードルが高いかも…? そんな方に向けた「ひとり旅スタイル」を、旅行歴35年のエッセイスト・柳沢小実さんに伺いました。
ひとり旅初心者なら、旅先で友人に会う旅からスタート
美術館をゆっくり時間をかけてめぐったり、景色を見に行ったり、自分のペースで好きな場所に行けるひとり旅。だれにも気を使わなくていい反面、食事をひとりで食べる寂しさがあるもの。 「まずは地方に住む友人を訪ねる旅から始めてみても。思い立ったらすぐ出かけられるひとり旅は、慣れるととっても気楽なのでおすすめです」(柳沢さん、以下同)
柳沢さん流のひとり旅スタイル
<柳沢さんのひとり旅ファッション5箇条> 1:着まわししやすく、軽量なトップスで荷物を少なく。 2:帽子は必携。髪をセットする手間も省けます。 3:トートバッグで、持ち物はできるだけミニマムに。 4:普段からはき慣れているワイドパンツが基本。 5:朝ランをすることもあるのでスニーカーで歩きやすく。
好きな絵や作品の前で時間を忘れて佇む幸せ
「期間限定の個展など、いざだれかと行こうと思っても、予定を合わせるのは大変。集中して作品を鑑賞するためにも、美術館や作品展はひとり旅がベストです」 じっくり作品と向き合う時間もひとり旅の醍醐味。
その土地の文化を楽しく学べる体験教室
沖縄でシーサーづくりや、東北でこけしの絵つけ、台湾で料理教室など、旅先でさまざまな体験をしてきたという柳沢さん。 「地元の人との交流が楽しめたり、文化を学べたり、思い出づくりにもなります」
野外コンサートやイベントを訪ねる旅
「推しのアーティストのライブも、ひとり旅デビューに最適」 柳沢さんは1人でテントを担いで北海道のフェスに参加したこともあるそう。 「イベントやフェスは、連帯感が生まれるので、寂しさを感じずに楽しめます」
雑誌やインスタグラムでびびっときたら即行動!
「『どうしてもここに行きたい!』と雑誌を見て行った京都のカフェ。スタッフの方の対応がよく、とびきりの時間が過ごせました」 雑誌やインスタグラムで気になった場所を衝動的に旅をするのもひとり旅ならでは。
ESSE編集部