【高校サッカー】青森山田が王座奪還 近江との激闘を制し3-1で2大会ぶり4度目の優勝
◇第102回全国高校サッカー選手権大会 決勝 青森山田3-1近江(8日、国立競技場) 【画像】震災の翌日に石川代表の星稜を応援するために黄色のゴミ袋をまとい駆けつけた日大藤沢の選手たち 5万5千人を超える観客が詰めかけた第102回全国高校サッカー選手権大会決勝。3842校の頂点を決める戦いは青森山田(青森)が近江(滋賀)を3-1で破り、2大会ぶり4度目の優勝を飾りました。 青森山田は前半33分、右サイドMF杉本英誉選手(3年)のクロスに、MF福島健太選手(3年)がトラップから振り向きざまの豪快シュートで先制。1点のリードを奪って前半を終えます。 しかし、今大会攻撃的なサッカーで魅了する近江の反撃。後半開始2分、MF浅井晴孔選手(3年)がドリブルで仕掛けると、右サイドに流れたキャプテンDF金山耀太選手(3年)へパス。金山選手のダイレクトで折り返すと、最後は途中出場のMF山本諒選手(2年)が押し込み同点。鮮やかな攻撃で青森山田のゴールをこじ開けます。 それでも青森山田は後半15分、縦パスに抜け出したFW米谷壮史選手(3年)がGKをかわし、冷静なフィニッシュでゴール。今大会得点ランクトップに並ぶ5得点目で勝ち越しに成功。さらに後半25分には近江のCKから一気のカウンター。最後は杉本選手のシュートが近江の選手に当たり、ネットに吸い込まれました。 ◆青森山田3-1近江 得点【青森山田】福島健太(前半33分)、米谷壮史(後半15分)、オウンゴール(後半25分)【近江】山本諒(後半2分) 【青森山田 今大会の成績】 2回戦 1-1(PK5-3)飯塚(福岡) 3回戦 7-0 広島国際学院(広島) 準々決勝 4-0 昌平(埼玉) 準決勝 1-1(PK4-2)市立船橋(千葉) 決勝 3-1 近江(滋賀)
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