【毎日書評】なぜ売れないのか?ではなく、なぜ買ってもらえないのか?考えるマーケティング思考術
マーケティングを難しくしている要因
また上記は、「マーケティングとは人の営みを科学し、再現可能性を高めること」と表現することもできるといいます。 マーケティングは難しそうにも思えますが、つまるところ「人はなにに興味があり、なにに興味がないのか」「どういう人が、どういうときに、どんな商品やサービスを欲しくなるのか」など、人の気持ちを考える枠組みでしかないのです。 お店に来てもらうこと、試しに買ってみてもらうこと、継続的に買い続けてもらうことなどはすべて、お客様の「行動」です。 そうした「行動」を変えるためには、その行動のトリガー(引き金)となる「気持ち」を動かさなければならないということです。(18ページより) マーケティングを専門領域とする著者は、25年にわたって大手企業300社以上の宣伝、PR、マーケティングの支援に携わってきたという人物、つまりここには、そうした活動のなかから得たノウハウが凝縮されてるわけです。売上を上げるためになんとか策を打ちたいと考えている方にとって、本書は大きな助けになるかもしれません。 >>Kindle unlimited、99円で2カ月読み放題キャンペーン中! 「毎日書評」をもっと読む>> 「毎日書評」をVoicyで聞く>> Source: 翔泳社
印南敦史