【戸田ボート・SGボートレースダービー】当地前回V時と同じ55号機の深川真二が準優勝負駆け
〝最強タッグ〟に完全復活の予感が漂う。3枠で3日目8Rに臨んだ深川は、3コースからコンマ03のトッタイミングとなる快ショットで豪快にまくり待望の今節初白星をゲットした。 2連対率60％（前検時）の55号機とは、8月の一般戦に次ぐ2度目のタッグ結成だ。前回は圧倒的なパワーを見せつけて9戦7勝、オール連対でVを飾った。 今節も前回と同じ形にペラを叩いたが、2日目までは前操者・尾嶋一広の癖が直らなかった。それでも調整を続けて「焼きを入れても戻ってくるような感じだったので（それを見越して）思い切りやったら今度は戻らなかった。でも、こっちのほうがやりやすいし出ると思う。もうちょっと止めていけば。あす（4日目）はいいところになる」と良化の兆しが見えた。 「合えば伸びも回ってからもいいと思う。叩いたままのペラでいければやられることはないはず」。当地前回戦で見せた圧倒的なパワーがよみがえりそうだ。 3日目まで4戦2連対で得点率23位タイ。4日目は5、2号艇で臨む1、11Rで15点ノルマの勝負駆けだ。「何とかします。せっかくいいエンジンなので」。2017年平和島大会覇者で、今年すでに6Vと好調な佐賀支部の古豪が勝負強さを発揮して第一関門をクリアする。（海老澤義勝）
