窮地の中国代表…主砲ウー・レイの骨折に続いて帰化組FWアランも肉離れ 10月招集回避へ
中国代表はFWアランも怪我を負った。 2026年北中米W杯アジア最終予選C組第1~2節で2連敗発進の中国代表。グループ内の力関係を考慮すれば、2002年日韓大会以来となる本戦出場には、早くも黄信号が灯っている。 10月はまず第3節でオーストラリア代表戦(H)、そして第4節でインドネシア代表戦(A)。そんななか、中国代表は簡単にいえば、ストライカー陣が“大変なことになっている”。 まず、185cmFWチャン・ユーニンが9月の代表ウィーク直前、所属する北京国安で1発レッドを喰らい、日本戦&サウジ戦のあとから国内で「3試合出場停止」に。同選手は10月の代表ウィークを1カ月実戦なしで臨むことになる。 28日には、エース兼主将のFWウー・レイ(上海海港)がリーグ戦で負傷交代。「肋骨の骨折」を上海海港のケヴィン・マスカット監督が認め、10月の代表招集が危ぶまれている。 またウー・レイが負傷したこの一戦では、対戦相手となった青島海牛に所属する中国代表ストライカーのケガも発覚。 青島海牛のエースにして、ブラジルからの帰化組であるFWア・ラン(アラン)がメンバー入りしておらず、記者が試合後にチーム側へ問うたところ、全治最大4週間の肉離れを負っていることが明らかにされたそう。10月の招集回避が水面下で決まっている可能性が高いとのことだ。 もとより最終予選の通過は厳しそうと言わざるを得ない中国代表だが、早くも本戦出場に赤信号か。一方で中国『新浪』の記事には「誰が出ても同じ」というコメントも付けられた。
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