「こまねこ」がスクリーンに帰ってくる! ドワーフスタジオ最新作 映画『こまねこのかいがいりょこう』
日本の“こま撮り”アニメーションの最高峰、ドワーフスタジオの最新作、映画『こまねこのかいがいりょこう』が公開される。この度、8月8日の「世界猫の日」にあわせて、本作の予告映像とポスタービジュアルが公開された。 「こまねこ」は、Netflixシリーズ「リラックマとカオルさん」や、前代未聞のストップモーション時代劇「HIDARI」等を手掛ける、ドワーフスタジオのオリジナル作品。こま撮りをする、もの作りが好きなねこの女の子“こまちゃん”の日常を優しさあふれる世界観を描き、2006年に劇場公開された『こま撮りえいが こまねこ』はミニシアターを中心に全国で30,000人を動員するスマッシュヒットを記録。シリーズ累計で世界22ヵ国で上映され、国や世代を超えて愛されている。 そんな「こまねこ」の11年ぶりの新作となる『こまねこのかいがいりょこう』は、初めての海外旅行に出かけることになった主人公こまちゃんの友情と成長が描かれる短編映画。『こま撮りえいが こまねこ』より、『はじめのいっぽ』『こまとラジボー』『ほんとうのともだち』の3作とともに劇場公開される。監督を務めるのは、「こまねこ」の生みの親であり、ドワーフスタジオ代表の合田経郎。 【コメント】 ▼合田経郎(原作・監督・キャラクターデザイン) 20年続けている「こまねこ」シリーズの最新作。子どもにとって手放せないものは、大人からすると「いつか手放さなければいけないもの」に見えるようで‥‥。ウクライナからぬいぐるみを抱えて避難する子どもの映像を見たことをきっかけにして生まれた短編アニメーションで、ころころと変わる気持ちの表現にこだわって作りました。 ▼木梨綾乃(プロデューサー) こま撮りする“ねこ”「こまねこ」が誕生して20年。20周年を記念して制作された本作は、撮影現場をまるごと展示する公開撮影で制作しました。20年前、こまねこ誕生の際に来てくださった、かつての子供たちは大人になり、当時「こまねこ」をアート作品として親しんでくださった学生さんは親になり、今回の展示には子供と一緒にこまねこに会いに来てくれました。色褪せない手法、こま撮りで制作されている本作は、当時から大事に受け継いできた人形、美術セットを修復し、当時のスタッフを再集結して、また新しく命を吹き込むことができました。こまちゃんの心の成長を一緒に感じてみませんか。 映画『こまねこのかいがいりょこう』は、2024年10月25日(金)より全国順次ロードショー。
otocoto編集部
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