中国BYD、EVセダン「SEAL」を日本発売 価格は528万円から
中国電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)は6月25日、日本で3車種目となるスポーツセダン「SEAL(シール)」を発売した。RWD(後輪駆動)モデルは航続距離640キロメートルで価格は528万円(税込)。AWD(四輪駆動)モデルは航続距離575キロメートルで価格は605万円(税込)となっている。 SEALには、コンパクトなブレードバッテリーをボディの一部として敷き詰める新技術「Cell to Body(CTB)」を採用し、高度なボディ剛性と安全性、航続距離の延長を実現した。 BYDは2023年1月に日本の乗用車市場に参入し、スポーツ用多目的車(SUV)「ATTO 3(アット3)」を発売、続いて同年9月にはコンパクトカー「DOLPHIN(ドルフィン)」を発売した。23年の日本販売台数は、ATTO 3が1198台、ドルフィンが248台で、目標の計2000台を下回った。 (36Kr Japan編集部)