全国高校サッカー選手権の実況準備で福島・郡山を訪れた伊藤薫平アナ（右）と秋元啓二アナ

　年末年始の風物詩、全国高校サッカー選手権。今年の県代表は静岡学園です。例年、私たちは県代表の全国「初戦」の実況を担当することが多いのですが、今年は違います。 　実は、秋元啓二アナと私。全国のアナウンサーの中でメイングループというものに選出していただきまして、なんと２回戦以降の実況も出来ることになったのです。Ｄａｉｉｃｈｉ―ＴＶの歴史の中でも、１年で２人が選ばれるのは初だとか（決定日に社屋で握手をした事を忘れません）。秋元さんは国立競技場での準決勝。私は準々決勝を担当予定。２人で合計５試合を実況します。ということは、全国の高校が取材対象に。青森山田、東福岡、前橋育英など担当ブロックには強豪校がズラリ…。ということで今月に入り、全国行脚が始まりました。初陣は福島県。尚志ｖｓ青森山田の試合へ。ハイレベルな試合を体感し、アナウンサーとしても基準を上げなければ！とお尻に火が付いています。 　今後、東北から九州までを駆け抜ける予定です。３年間の全てを懸ける高校生。情熱を注ぐ指導者の方々。行く先々での出会いに胸躍らせながら、注意すべきは縦に長い日本列島の気温差。年々寒さに弱くなっている４０代２人で、まずは寒風を乗り越えます。