北区・大淀地域に新たな交流の場を クラフトビール専門店「クラフトビアベース」
世界的なビール品質審査員としての視点と大阪万博に向けた展望
谷さんは、世界的なビール品質審査員(ワールドジャッジ)としても活躍している。国内外のビール審査会に参加し、ビールの品質を審査するワールドジャッジの経験を通じて、日本のクラフトビール業界の課題と解決策を見出し、それを国内に還元している。 2025年に大阪で開催される万博にも期待を寄せる。「大阪万博は、クラフトビール文化を発信する絶好のチャンス」とし、直接万博に参加することは難しいものの、グラングリーン大阪に出展した「クラフトビアベース リーフ」が大淀のクラフトビール発信のアンテナショップになることを目指し、観光客の増加を見据えた店舗体制の強化に力を入れている。英語力を持つスタッフを増員し、海外からの来訪者にも対応できる体制を整えることで、クラフトビールを通じた文化交流をさらに広げ、地域経済への貢献も目指す。 谷さんの『クラフトビアベース』は、クラフトビールの提供を通じて地域とのつながりを育む場であり、北区大淀の人々の新たな「つどいの場」としての役割を果たしている。品質管理を徹底したクラフトビールは、地域住民や観光客にとって新鮮で心地よい体験を提供している。日本と世界を結び、クラフトビールの魅力を広め続ける谷さんの挑戦は、これからも多くの人々に愛されていくだろう。 ■クラフトビアベース リーフ/大阪市北区大深町6-38 グラングリーン大阪 北館2階 204