佛教大、3年ぶり明治神宮大会出場が決定 プロ注目190センチ右腕・赤木晴哉が9回を締める【大学野球】
◇5日 明治神宮野球大会・関西地区大学選手権大会 第2代表決定戦 佛教大6―5大阪商業大(大阪市・南港中央野球場) 佛教大(京滋大学秋季リーグ戦優勝)は、大阪商業大(関西六大学秋季リーグ戦優勝)に逆転勝ちを収め、3年ぶり7度目の明治神宮大会出場を決めた。最後はプロ注目の190センチ右腕、赤木晴哉投手(3年・天理)が9回を1失点で締め、歓喜の瞬間を迎えた。 ネット裏には中日や阪神など複数のプロ球団のスカウトが視察するなか、2死二塁の場面で西武からドラフト2位指名を受けた4番打者、渡部聖弥(わたなべ・せいや)外野手(4年・広陵)を二ゴロに打ち取った。 腕の振りがそれほど鋭くなく、チームメートも「腕の振りの割に球が速い」と漏らす。赤木は天理高から日本ハムにドラフト1位指名で入団した達孝太投手と同期の控え投手だった。 打線が最後に意地を見せた。1点を追う9回1死満塁に8番の小谷慈温捕手(3年・花園)が来秋ドラフト候補のサイドスロー右腕、鈴木豪太投手(3年・東海大静岡翔洋)から右中間へ走者一掃の逆転3点三塁打を放ち、試合をひっくり返した。
中日スポーツ