就職先を「大手」と「ベンチャー」で迷っている大学生の息子。親としては「大手」に行ってほしいですが、生涯年収で考えたらほぼ変わらないのでしょうか?
企業規模別の生涯年収は5290~8900万円の違いが生じる可能性あり! ベンチャー企業ならではの魅力も理解したうえで検討しよう
従業員数が1000人以上とそれ未満の企業を比較したところ、生涯年収には5290~8900万円の違いがあることが分かりました。一般的に考えると、大手企業に就職した方が、少数精鋭のベンチャー企業よりも生涯年収が多くなる可能性が高いかもしれません。 しかしベンチャー企業には実力が評価されやすい特徴があり、実力や貢献度次第では就職したばかりでも高く評価されて、昇進や年収アップのスピードがあがる可能性も考えられます。 また幅広い業務に携わって知識やスキルを身に付けられるなど、やりがいを感じながら働けることも魅力的です。充実した福利厚生を用意している企業もあり、働きやすさの点でもメリットを感じられるかもしれません。 企業規模別の生涯年収を参考にしながらも、会社ごとに異なる魅力がありますから、自身の目標や価値観に合わせて就職先を決定するといいでしょう。 出典 独立行政法人 労働政策研究・研修機構 ユースフル労働統計2023-労働統計加工指標集-(309ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部