出合小児童ら笑顔で撮影 開校150周年記念で航空写真【山陽小野田】
出合小(藤本満士校長、117人)で21日、児童の登校日に合わせて、開校150周年を記念する航空写真の撮影が行われた。児童や教職員、保護者、地域住民ら150人が校庭に「出合小150th」の人文字を浮かび上がらせ、笑顔で写真に納まった。 卒業生らで構成する150周年実行委員会(大森弘文委員長)が主催で行う記念行事の一環。航空写真は10年ごとに撮影しているが、今回は10月5日に同校で開く記念式典で上映しようと、ドローンで動画を撮影した。 青空の下、参加者は人文字が分かるように並び、上空から飛んできたドローンに向かって大きく手を振った。ドローンは校庭を1周してさまざまな角度から子どもたちや校舎を映した。 同実行委の伊藤精二事業部長は「今までになく近い距離でみんなの表情を撮影できた」と満足げ。写真は下敷きに印刷して児童に配り、地域住民には回覧板で配布する。 同校は1874年に山野井小として開校した。記念式典では、メッセージカードを添えたバルーンリリースやアンサンブルコンサート、同校の愛唱歌を作曲した地元出身の田村洋さんとの合唱披露も企画している。11月9日には、いちょう祭り(学習発表会)で児童が授業や出合地区で学んだことを発表する。