トヨタ「クラウン」15代目はコネクテッドカーへ進化! 460.6万~718.7万円でさらに若返りスタイリッシュに変貌【今日は何の日?6月26日】
一年365日。毎日が何かの記念日である。本日6月26日は、日本を代表する高級セダン「クラウン」の15代目が誕生した日だ。停滞するセダン市場でユーザー層の若返りと狙って、先進性とスタイリッシュさをアピールした。 TEXT:竹村 純(Jun TAKEMURA)/PHOTO:三栄・クラウンのすべて、オートスポーツ誌 トヨタ・クラウンの詳しい記事を見る
■スタイリッシュさで新しいクラウンをアピールした15代目
2018(平成30)年6月26日、トヨタ「クラウン」がモデルチェンジし15代目がデビューした。最大の特徴は、ユーザーの若返りを加速するためにスポーティなクーペ風スタイリングに変貌したこと、またトヨタが進めるコネクテッド技術など先進技術を積極的に採用したことだ。
●日本初の純国産乗用車として初代クラウン
1955年、日本初の本格乗用車として初代クラウン「トヨペットクラウン」がデビューした。当時のクルマは、GMやフォードの部品と技術を使って組み立てるだけの名ばかりの国産車だったが、トヨタが目指したのはあくまでの完全オリジナルの純国産車である。 トヨペットクラウンは、当時の最新技術を採用することで、優れた走りと乗り心地を実現。クルマの出来栄えは、当時の外国部品で組み立てたクルマより優れ、高い人気を獲得した。その後も、クラウンは日本を代表する高級セダンとして日本の自動車技術をリードし続けたが、1990年代以降はセダンの人気が低迷。クラウンは、2000年以降はユーザー層の拡大を狙って若返りを図った。 ・11代目クラウン(1999~2003年) 若い世代にも目を向け、スポーツモデル「アスリート」、「マイルドハイブリッド」を搭載。 ・12代目クラウン(2003~2008年) 過去のしがらみを捨て「ゼロクラウン」をコンセプトに、直列6気筒からV型6気筒へ変更。 ・13代目クラウン(2008~2012年) 本格ハイブリッドや“プリクラッシュ・セーフティ”により、環境性能や安全技術を充実。 ・14代目クラウン(2012~2018年) デザインや内装、パワートレインなどすべてを刷新し、生まれ変わったクラウンをアピール。「ピンククラウン」も登場して話題となった。
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