ラツィオ、会長が鎌田大地の再活用を希望も5戦連続出番なしで難敵に敗戦…サッリ「魔法の杖はない」囁かれる“監督が構想外”の声 | セリエA
魔法の杖はない
続いてサッリは、アタランタ戦を振り返り、かねてより指摘されている得点力不足に言及した。 「短期間で現状を変えられる魔法の杖は持っていない。ただ、攻撃陣の個々の選手のパフォーマンスの低下は、かなり明らかに見てとれた。当然だが、一部の選手たちはもっとできるはずだ。しかし悲観的になったところで生産性はない。相手は、ホームにおいてトップレベルのチームでもあった。我々はメンタル面で輝きを取り戻さなければならない」 さらにラツィオ指揮官は『ダゾーン』のインタビューにおいて、公式戦7試合負けなしで好調のアタランタを評価しつつ、敗戦の弁を述べた。 「アタランタは、クオリティや選手たちの姿勢を踏まえると、対戦相手として難しい。重要なテクニックやメンタリティを持っている。相手のプレスをかわすのにかなり苦労させられた。試合全体を分析した限り、相手は勝利に値した。リーグ戦は長い。この調子を続ければ、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)出場にふさわしいチームと言えるだろう」