円盤投げで全国3位 JOC U16女子 三重・松阪商1年の永田選手
次の目標は東海高校新人で上位入賞
陸上競技の全国大会JOCジュニアオリンピックカップ第55回U16(12~15歳)大会(日本陸上連盟主催)が18~20日、三重県伊勢市の三重交通Gスポーツの杜(もり)伊勢陸上競技場であり、女子円盤投げで、三重県立松阪商業高校1年・永田麗紗選手が3位入賞した。
1、2位は中学生で悔しさも
永田選手は伊勢市立伊勢宮川中学校出身。中学1年で陸上の投てき競技を始めた。3年時に砲丸投げで全中に出場したが、円盤は3年秋の県大会の3位が最高位で全国は初めて。自己ベストは砲丸10メートル69、円盤は35メートル83。 今大会は男女共に11種目を実施。参加標準記録を突破した選手や各都道府県大会で優勝した選手などが出場できる。永田選手は9月に予定していた県選考会が台風で中止となったため、これまでの記録などから代表に決まった。 女子円盤投げには47人が出場。永田選手は1投目に32メートル65を投げて2位に付くと、3投目に34メートル52と記録を伸ばすが、1人に抜かされ3位になった。5投目には35メートル07とさらに記録を伸ばしたが順位は変わらず、そのまま3位入賞を決めた。 永田選手は「今回、全国での3位入賞はうれしいが、1、2位が中学生選手なので悔しい気持ちが大きい」と今大会を振り返り、「今回の悔しい経験を糧に、26日から始まる東海高校新人では、自己記録(35メートル83)を更新し、上位入賞できるよう頑張ります。来年はインターハイで入賞、3年生時には(今夏の全国高校総体で優勝した)世古櫻紗先輩のように活躍することが目標。日々の練習を大切にし、大きな舞台でも自分の最高の実力を発揮して戦っていけるよう頑張りたい」と次への意欲を見せた。