シクラメン、今年も立派に仕上がった 保育園が仕入れて販売、大にぎわい
長野県伊那市御園の私立つくしんぼ保育園が11月の土・日曜日に、近くのスーパー「ニシザワ双葉食彩館」で地元農家から仕入れたシクラメンを販売している。50年近く続く取り組みで、今年の販売目標は1500鉢。得られた収益は、園舎の床の張り替えや備品の購入などに充てる予定だ。 【写真】お見事、黄色く輝く湖畔のイチョウ並木
販売するシクラメンの色は赤やピンク、白などがあり、花びらに特徴的なひだがある「しぼり」の鉢も人気。販売は、園の職員と保護者が当番制で担当している。販売初日だった2日も大勢の買い求める客でにぎわった。 園の職員と保護者でつくる「シクラメン委員会」の委員長で職員の橋本愛さん(40)は「今年も立派な花に仕上がっている。ぜひ実際に見て花を選んでほしい」とPRしている。約70人の園児が通う同園は、共働き家庭を支えようと0歳児からの受け入れや早朝・延長保育も手がけている。 1鉢1600円。午前9時半~午後3時半に同店南側入り口で販売する。11日は午前11時半から市役所で60鉢を売る。11月中は電話注文も受け付けている。