シャーロット王女が9歳に…キャサリン妃が撮影した“恒例の誕生日写真”が話題に「順調に回復している証拠?」
5月2日はウィリアム王子とキャサリン妃の第2子であるシャーロット王女の誕生日。今年9歳となった王女の近影が、夫妻の公式SNSでシェアされた。 【画像】キャサリン妃が撮影したシャーロット王女 写真には 「9歳の誕生日おめでとう、シャーロット王女! 本日、あたたかなメッセージをくださった皆様、ありがとうございます」 というメッセージが書かれ、その下にこの写真の撮影者が母であるキャサリン妃であることも記載されている。
キャサリン妃の話題が続いているが…
「キャサリン妃と写真」と言えば、この写真を思い出す人は多いはずだ。 3月10日、イギリスの母の日にシェアされたこの家族ポートレート写真は、コメントにウィリアム王子が撮影したと書かれている。 投稿後すぐに写真が修整されていることが判明し、多くの写真&メディアエージェントがこの写真を配信停止とした。翌3月11日にキャサリン妃が「混乱を招いたこと」を謝罪し、写真を編集したことを認める異例のコメントをSNSに投稿。世界的に話題となった。 その11日後の3月22日、自身がガン治療中であることもSNSで告白。プライバシーの尊重を呼び掛けた。
ルイ王子の誕生日写真の撮影者もキャサリン妃
このようにキャサリン妃の話題が続いていたため、シャーロット王女の誕生日に先立ち、4月23日のルイ王子の誕生日に注目が集まっていた。 ウィリアム王子とキャサリン妃の子どもたちの誕生日ポートレート写真は、キャサリン妃が撮影したものを「公式」として使用・配信されることが多い。今回は騒動の直後であるため、今年のルイ王子の誕生日写真はキャサリン妃が撮影したものを使用しないのではないか?と予想する人も多かった。 しかし実際には、キャサリン妃が撮影した写真が「公式ポートレート」として使用された。 続くシャーロット王女の誕生日ポートレート写真もキャサリン妃撮影のものであり、今後も「フォトグラファー・キャサリン」の写真を使い続ける方針が示されたと考えられている。
ウィリアム王子夫妻が変える?「王室と写真配信」
また今回の王子・王女の誕生日に、これまでの王室の慣例とは異なる「小さな変化」が見られたことも話題になっている。 これまで王室メンバーの誕生日ポートレート写真は、当日の早朝(日付が変わってすぐの深夜)にウィリアム王子とキャサリン妃のオフィスがある「ケンジントン宮殿」から配信されるのが慣例であった。しかし今回のルイ王子の誕生日ポートレートは当日午後にSNSに直接投稿され、シャーロット王女のポートレートも午前10時11分(Xへの投稿時間)に投稿された。 ウィリアム王子一家は、今後プレス経由だけではなくSNSを活用する方法で市民にいち早くメッセージを伝える方法を「新しい習慣」としていく様子だ。
2人のシニアロイヤルがガン治療中のイギリス王室
現在チャールズ国王とキャサリン妃がガン治療中のイギリス王室だが、チャールズ国王は4月30日から公務に復帰した。 キャサリン妃についての進捗は「ガン告白」以降、公式には何も出ていない。しかし彼女がごく最近撮影した写真が「公式」として使用されているため、「『撮影が可能なぐらい元気』『順調に回復している』というメッセージなのでは?」という見方もされている。
文:宮田華子