三笘薫が明かす好調の秘訣

【写真：Getty Images】

　サッカー日本代表は15日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選でオーストラリア代表と対戦する。最終予選3連勝中の日本代表を牽引する活躍が期待される三笘薫が、13日に取材に応じた。ここまでの戦いを振り返りながら、自身の好調の要因とオーストラリア代表戦に向けての展望を語っている。 【順位表】2026年ワールドカップ（W杯）アジア最終予選 　サウジアラビア代表戦を振り返り、「どのアウェイの試合でも自分たちがボールを握れて支配する。攻撃の時間を増やしていくのが課題」と話す。3連勝と好スタートを切れた要因について「無失点というところの自信もあるので、しっかりと守備から入って、自分たちのチャンスあれば勝てる」と分析していた。 　今予選では左ウイングバックとして3試合に先発し、1得点2アシストを記録している。自身のコンディションにも自信を持っている様子で、「昨シーズン以上に状態が良い」とコメント。所属するブライトンでも好調を維持している。クラブでは週1ペースのスケジュールの中で「まあトレーニングがしっかりできてるっていうのと、監督が求めるレベルを引き上げてくれたんで、それに応えようといいトレーニングができている」と語り、フィジカル面でも万全の準備が整っていることを強調した。 　3連勝中だが慢心はない。「本当に毎試合勝たないといけないといけない」「まだ3試合終わっただけなので一喜一憂せず、3試合で話せることはない」と話しており、今はオーストラリア代表戦に集中する構えを見せた。 　オーストラリア代表戦はすでにチケット完売がアナウンスされており、日本代表は満員の埼玉スタジアム2002で大歓声を受けることになる。「サポーターの声援は聞こえるので、変なプレーはできない。自分たちのモチベーションになる」と意気込んだ。 （取材・文：加藤健一）