【特集】「オール一本勝ちで優勝できるように」パリ五輪での連覇誓い、日々奮闘 最強兄妹に鳥谷敬が直撃 阿部一二三・詩
■「いい意味でライバルみたいな存在」唯一無二の絆でパリの舞台へ
兄の背中を追いかけ、柔道の世界に飛び込んだ妹・詩選手。兄・一二三選手もまた、妹に負けじと強さを磨いてきました。そして今、2人は強い絆で結ばれ、共に高みをめざしていく同志に。 (鳥谷)「兄妹、一緒にいろんな経験をして柔道をやってきたと思うんですけど、お互いどんな存在ですか」 (一二三)「いい意味でライバルみたいな存在ですね。多分妹がいなかったら、僕はここまで強くなれてないし、妹もそうだと思うので…。2人が一緒じゃないと多分、ここまでの結果って出てないのかなって思います。今は、妹の存在が、すごく僕を刺激してくれる存在ですね」 (詩)「兄がいなかったら柔道もしてないですし、兄が日本一になったのを見て日本一になりたいと思ったり、世界一になりたいっていうふうに思ってきたので…。(兄がいてくれなかったら)ここまで本当にこれてないなと思います」 日本中から、連覇が期待されるパリ五輪での戦い。2人の心には、並々ならぬ決意がありました。 (詩)「パリの舞台では、皆さんが驚くような柔道をして、金メダルを獲って、日本に帰ってきたいと思います」 (一二三)「パリオリンピックでは、自分の圧倒的な力を出して、オール一本勝ちで優勝できるように頑張ります」 柔道で結ばれた兄と妹。最強の絆は、来る決闘の舞台で大輪の花を咲かせます。 (「あすリートPlus(読売テレビ)」5月19日放送)
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