センバツ2023 報徳主将ら、毎日新聞本社訪問 「気持ち切り替え、夏へ」 /兵庫
第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)で準優勝した報徳学園の元田利幸校長、堀柊那主将(3年)らが7日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社を訪れた。堀主将らは「春の悔しさを生かしながら夏の日本一に向けて気持ちを切り替えていきたい」と意気込んだ。 出迎えた亀井正明大阪本社代表らに準優勝を報告。21年ぶりの決勝進出を果たした報徳学園の試合は、逆転劇と球場全体を巻き込んだ応援が話題となった。大角健二監督(42)は「終盤の粘り強さはたくましかった。(大声援に)選手みんなが『楽しかった』と言っていた。試合をしながら泣きそうだった」と振り返った。竹内颯平副主将(3年)も「準決勝で逆転した時のスタンドの大歓声に圧倒された」と話した。 チームは15日から始まる春の県大会に向けてすでに練習を再開しているといい、選手らは「自分たちらしい野球を貫いて、夏には最後の1勝ができるように全員で鍛えていきたい」と決意を語った。【戸田紗友莉】 〔神戸版〕