ステーブルコインは10年で数兆ドルに拡大し、世界の金融システムに不可欠となる:米サークルCEO
グローバルなステーブルコイン規制
サークルは今年初めに上場計画を発表したが、11月の米大統領選と、次期政権の暗号資産への姿勢に関する不確実性が、米国を拠点とする多くのデジタル資産関連企業に重くのしかかっている。 アライア氏は、11月の選挙で誰が勝とうが、上場に引き続きコミットしていると述べたが、選挙結果がその実現時期に影響を与える可能性があることを認めた。 「サークルは、透明性が高く、コンプライアンスを遵守した金融インフラの構築に注力しており、上場企業になることで、その信頼と説明責任が強化されると考えている」と同氏は述べた。 さらに、ステーブルコインに関する法案は米国で超党派の支持を得ており、決済ステーブルコイン法に関する進捗状況は非常に進んでいると強調した。 同氏は、ステーブルコインの規制は米国だけの問題でなく、世界的に最優先事項であり、来年はきわめて重要な年になると述べた。 「主要な金融ハブの大半では、すでにステーブルコインに関する法律が制定されているか、協議中または議会で審議されている」と同氏は述べた。 「2025年末までに、多数のG20国と多くの新興市場でステーブルコイン規制が成立するだろう」 |翻訳・編集:T.Minamoto|画像:CoinDesk|原文:Circle's Allaire: Stablecoins Could Expand by Trillions in 10 Years, Will Be Integral Part of Global Financial System
CoinDesk Japan 編集部