GACKT「日本に冬がなければいいのに」!? 『格付けチェック』プロデューサーが語る81連勝の裏側。23億円のヴァイオリンや和菓子の秘話も
――スタジオにも緊張感が走りそうです…… 23億円のヴァイオリンがスタジオに入ったとき、僕らスタッフの方が緊張してしまって。弦楽八重奏の総額79億5千万円の楽器を並べてカメラで撮ったときなんかは、細心の注意を払って、最少人数しか近づかないようにしています。『格付け』に関わるというのは、スタッフもすごいプレッシャーなんです。 ヴァイオリンも本当にこの『格付け』のために日本にやってきたので、収録が終わると厳重な警備の元、すぐスタジオを後にしました。 ――「生け花」もすごかったです! お菓子と本物って生で見ても全然わからないものですか? 生で、間近で見ても本当にわからないです。今までも和傘や兜、ヴァイオリン(ストラディヴァリウス)などを作っていただいたのですが、実はその職人さん、いつもご自身の車で普通に持ってくるらしいです。
――え!?普通の車で? はい、名古屋から。接地面を極力少なくするために、マイクスタンドに掛けて運ばれていました。普段は「小ざくらや一清」という和菓子屋さんを経営されている4代目の方で、『格付け』のためにいつも一か月くらいかけて制作して下さいます。 でも、今回の生け花は今までで一番大変だったとおっしゃっていたそうです。生け花はまず花びらを大量に作り花っぽく仕上げるだけではなく、假屋崎省吾さん作品に寄せるために壮大なイメージで生けていかないといけないので、すごく難しかったらしいです。 ――今回、能のチェックがありましたよね? 能の舞台は、スタジオに作ったんですか? はい、このためにABCの本社に作りました。去年、パリオリンピックのときに、凱旋門の前で披露された能が、世界でもすごく称賛されましたよね。能は全ての芸能に通ずる原点だと言われているので、一流芸能人ならわかって当然だろうと今回、能が採用されました。 これからもワインなど毎回楽しみにされている方が多い定番のネタと新しいネタをうまく組み合わせていきたいなと思っています。
人気芸能人たちが6つのチェックに挑戦した『芸能人格付けチェック! 2025お正月スペシャル』は、TVerで無料配信中。 ▼筆者プロフィール 喜多ゆかり 元ABCテレビアナウンサー。現在は“日本一陽気なオフィスレディ”として取材・インタビューなども執筆。 ※本記事は朝日放送テレビ株式会社が運営する『ABCマガジン』の記事を再構成して配信しています。
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