「ゴルフより難しいです」 JLPGAの新人セミナーがスタート
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の新人セミナーが10日、都内でスタート。ことし11月のプロテストで合格したルーキー、昨年度の合格者らが13日までの4日間、社会人としてのマナーなどを学ぶ。 【画像】Qシリーズ挑戦中の2022年セミナー参加プロ 初日はテーブル作法や名刺交換、言葉遣いなどの講習を実施。ルーキーの一人である六車日那乃は「自分が思った以上にいろいろと学ぶことがあり、プロって大変なんだなぁと。技術を見せるだけでなくマナーや作法のきれいな面があってこそのプロゴルファーなんだと思いました」と感想を語った。 特に印象的だったのは食事のマナーだとか。「膝にあるナフキンをきれいに折りたたんで帰るとおいしくないと思われちゃう。少し雑に置くのがいいって聞いて…」と、想像とは真逆とも言える細かい作法に目を丸くした。 とはいえ、大変なことばかりではない。3日目に予定されているメイクの講習。「すごく楽しみにしています。スーツを着たら気が引き締まるし、前夜祭でのドレスもすごく楽しみ」と女子力を高めるいい機会ととらえているようだ。
ことしの5月の国内メジャー「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」をツアー史上最年少15歳176日で制し、プロ転向したイ・ヒョソン(韓国)も出席。「こんなに細かく作法を学ぶなんてほんとにびっくりしました。日本のマナーを学べるのはいいことだし、すごく楽しい」と、一般的な高校1年生では接する機会の少ない社会人の作法を身につけることに積極的だった。(編集部・松島流星)