チームに“激震”…まさかの理由で退団した大物助っ人(6)中日への“裏切り”トラブルで
今季、読売ジャイアンツでの活躍が期待されたルーグネッド・オドーアが、シーズン開幕直前にまさかの退団。球界に大きな衝撃をもたらした。ただ、これまでのプロ野球の歴史を見ても、まさかの理由で退団した助っ人外国人選手は少なくない。そこで今回は、衝撃の退団となった助っ人外国人選手を取り上げたい。
ジャリエル・ロドリゲス
投打:右投右打 身長/体重:186cm/97kg 生年月日:1997年3月10日 経歴:エスクエラアルマンドメストレ高 - キューバ・カマグエイ 昨季の開幕直前に中日ドラゴンズを去ったのが、リリーフで躍進したジャリエル・ロドリゲスだ。 キューバ出身のロドリゲスは、2015年からキューバ代表としてプレーした経歴を持つ。当時中日の指揮官を務めた与田剛監督がロドリゲスに関心を持ち、育成契約で中日に入団した。 2020年8月に支配下契約を勝ち取り、2シーズンは先発の役割を担った。2022年はリリーフで56試合に登板すると、45ホールドポイント(6勝2敗39ホールド)、防御率1.15という圧巻の成績を収めた。 当然、昨季もフル回転の活躍が期待された中、開幕直前にロドリゲスが亡命したとの報道が出回り、球界が騒然。メジャーリーグ移籍を目指すためのものだったが、“わがまま”とも言えるこの行動には多くの批判が集まった。 最終的に中日との契約は解除。今季2月にトロント・ブルージェイズと契約したが、開幕はマイナーからのスタートが決定している。
ベースボールチャンネル編集部