ペットボトルの分別に挑戦する子ども（宇治市宇治・クリーンパーク折居）

　京都府宇治市など山城地域3市3町のごみ処理を担う城南衛生管理組合の「環境ふれあいフェスタ」が20日、宇治市宇治のクリーンパーク折居で開かれた。ごみの分別や再利用などをテーマにしたブースや展示のコーナーが並び、多くの親子連れらが訪れた。 　住民の環境意識を高める目的で毎年開いている。7月に同パーク内に本庁舎を移転したことを機に「環境まつり」から改称した。 　会場の環境ふれあいひろばでは、使わなくなったおもちゃを持ち寄って交換する「かえっこバザール」や、自転車やゲーム機などのリユース（再利用）品の抽選販売会などがあり、にぎわった。 　展示は、各市町や環境団体がごみのポイ捨てや外来生物の投棄禁止を呼びかけるパネルなどを掲示した。 　ペットボトルのふたや包装をはがして素早く分別するゲームに挑戦した田原小6年の男児（11）=宇治田原町=は「家でも分別を意識している」と話した。