木村拓哉「きれいなお姉さん」との仕事のはずが…まさか「なんでクリスマスイブが?」と驚いた過去明かす
俳優の木村拓哉(51)が10日、パーソナリティーを務めるTOKYO FM「木村拓哉 Flow」(日曜前11・30)に出演。この日のゲスト、シンガー・ソングライターの竹内まりや(69)と初対面した時のことを振り返った。 【写真】ゲスト出演した竹内まりや 木村は竹内の95年の楽曲「今夜はHearty Party」のレコーディングに参加。その時は初対面で、その後も竹内の夫でシンガー・ソングライターの山下達郎とともに親交が続いているという。 同曲の一節に「キムタク」という歌詞があり、木村は「歌詞の一節に、自分のことを表記してくれていると。“へえ、マジ”となって、よかったら、その曲のレコーディングに参加しないかって言われたけど、どうする?って。言われて」と経緯を説明。竹内も「“キムタクさえもかすむような男”っていうフレーズがある中で、キムタクさんが出てくるなんて失礼じゃんと普通思うから、ダメもとで言ってみようかって言ってみたら、やりますって」と返事に驚いたという。 レコーディング当日、竹内は「緊張の素振りも見せないで、一人でランクル乗ってやって来て。それにまず驚がくして。チェーンベルトじゃらじゃらさせて。でも、すごく礼儀正しかったの覚えているし、当時22歳の木村拓哉さんが、本当頑張って、私達の指示通りの言葉とかをささやいてくれた」と振り返った。 だが木村は「いまだに、タイトルを聞いただけで緊張しますから」と明かし、「頭ん中が、歌を歌っているシンガーソングライターの竹内まりやさんに会えるっていう、頭の100%が『きれいなお姉さんに会える』っていう頭で行ったんですよ。で、スタジオに行ったら、きれいな年上のお姉さんよりも先に、プロデューサーというか、えっ!?ていう…“なんでクリスマスイブがいるの?”」と、山下の姿に驚いたという。 竹内は、木村が平然としていたと言うが、「多分、言葉を失ったんだと思います」と木村。それでも、台詞を録音した後「せっかくだったらコーラスもやったらどうかな?」という提案に「いいっすよ」と答え、竹内と山下に挟まれてコーラスにも参加。その姿に竹内は「私が1オクターブ上で歌っている部分、ちゃんと1オクターブ下をバシっと取って歌った時にすげえと思ったの覚えている。だってステップ踏んでいたよ。平然とやっていたことに驚きました。やっぱ、ただ者じゃないなってすごく思いました」と語った。 木村は「何で俺が真ん中に挟まれてるの?っていう状況。何だろうなあ。ないでしょ。普通」と緊張していたと力説も「自分の経験の中では、思い出を陳列できる棚があるとしたら、すごく目の行く場所に置いておける思い出。ハッピーだけど、バックストーリーが濃すぎて、手に取ってというのはなかなかしない」と表現。竹内も「あの出会いがあってこその今だし。でも30年たっているっていうのが信じられないよねえ」と実感を込めて語っていた。