本能のままに愛に生きた歌姫、エイミー・ワインハウスの愛と喪失の物語 映画『Back to Black エイミーのすべて』
グラミー賞5部門受賞という輝かしいキャリアを築きながら、2011年7月に27歳で早逝した歌姫エイミー・ワインハウス。そんなエイミーの半生を描いた、映画『Back to Black エイミーのすべて』の特報映像とポスタービジュアルが公開された。 10代のエイミーは、別居中の父ミッチ(エディ・マーサン)と母ジャニス(ジュリエット・コーワン)や、若かりし頃ジャズ歌手だった憧れの祖母シンシア(レスリー・マンヴィル)ら家族に見守られ、歌手としてのキャリアをスタートする。デビューアルバム『フランク』は成功したものの全米進出を果たせず、悔しい気分で行ったパブでブレイク(ジャック・オコンネル)と出会い、2人は熱烈な恋に落ちる。しかしブレイクはすぐに元カノとよりを戻し、2人は破局。ショックからエイミーは酒やドラッグで問題を起こすようになる。心配したマネージャーはリハビリ施設での治療を勧めるが、エイミーは治療を拒否。ブレイクとの失恋を歌った「バック・トゥ・ブラック」は世界的な大ヒット。そして再会したエイミーとブレイクは誰にも内緒で結婚する。しかし再び関係が悪化し、ブレイクは暴行罪で逮捕されてしまう。スーパースターとなったエイミーはパパラッチに24時間付きまとわれ、長年の摂食障害と依存症に苦しみ、心も体も蝕まれていく。そんな時、グラミー賞主要4部門を含む6部門にノミネートされるのだが‥‥。 本作のメガホンをとるのは、『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』などで知られるサム・テイラー=ジョンソン。現在27歳で英国のドラマ「インダストリー」シリーズでメインキャラクターを務め、映画『バービー』では王女バービーを演じたマリサ・アベラがエイミー・ワインハウスを演じる。 映画『Back to Black エイミーのすべて』は、2024年11月22日(金)より全国ロードショー。
otocoto編集部