松木玖生、サウサンプトンに完全移籍! ビザの関係で今季はトルコ1部ギョズテペにレンタル
U-23日本代表MF松木玖生が、FC東京からサウサンプトンに完全移籍した。30日、両クラブが公式サイトを通じて発表した。 松木はサウサンプトンと2028年6月30日までの4年契約を締結。なお、2024-25シーズンは、サウサンプトンと同一オーナーのトルコ1部ギョズテペに期限付き移籍することも併せて発表された。A代表の招集歴がない松木は、英国の労働ビザ取得が困難なため、まずは姉妹クラブで武者修行となる。 現在21歳の松木は、青森山田学園の出身。高校3年生の時にはキャプテンとして、インターハイ、プレミアリーグ、選手権の“3冠”達成に導いた。卒業後の即海外挑戦も噂されていたが、2022年からFC東京に入団。1年目から主力として活躍し、J1リーグ通算71試合、リーグカップ通算4試合、天皇杯通算4試合に出場した。各世代別日本代表の中心選手でもあるが、今夏に行われるパリオリンピック2024には、「移籍の可能性がある」として、招集が見送られていた。 松木が加入するサウサンプトンは、14日に日本代表DF菅原由勢をAZから獲得し、これまでに元日本代表FW李忠成氏、同DF吉田麻也(現ロサンゼルス・ギャラクシー)、日本代表FW南野拓実(現モナコ)も在籍。さらに2025年3月からは、日章学園に所属するU-17日本代表FW高岡伶颯の加入が内定している。“セインツ”の愛称で知られる同クラブは1885年に創設され、1975-76シーズンにFAカップを制したこともある名門。2023-24シーズンはチャンピオンシップ(2部リーグ)の昇格プレーオフを制し、1年でのプレミアリーグ復帰を果たした。 サウサンプトンへの加入が決まった松木は、FC東京のクラブ公式サイトを通じて以下の通りコメントしている。 「このたびサウサンプトンFCに完全移籍することになりました。そして2024-2025シーズンはギョズテペSK(トルコ)に行くことになりました。まず、シーズン中にも関わらず、自分の挑戦を後押ししていただいたクラブのみなさま、チームメイトに感謝しています。東京では、2年半本当に多くのことを学ばさせていただきました。この2年半、自分は本当に幸せでした」 「東京での様々な経験を活かし、これからも自分らしくチャレンジしていきたいと思います。これからも東京のことをずっと応援していきますので、自分のことも応援していただけたら嬉しいです。本当にありがとうございました!」
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