まさに“スーパー1年生”…早くもリーグ戦デビューのU18戦士(5)大学でも輝く“プリンス”
昨年の侍ジャパンU18高校日本代表メンバーが、次のステージで躍動している。代表20人のうちソフトバンク・前田悠伍投手、阪神・山田脩也内野手ら5人がNPB入りする中、12人が大学進学を決めた。今回は、春季リーグ戦で早くもブレイクの兆しを見せている選手を厳選し、紹介する。
丸田湊斗(慶応→慶応大)
昨夏、決勝で先頭打者本塁打を放つなど、慶応の甲子園優勝に貢献した左の好打者。甲子園では甘いマスクも注目を集め、「慶応のプリンス」「美白王子」などの異名をとった。 また、U18W杯でも中堅の定位置を守り非凡な打撃センスを発揮した。 慶応大では、リーグ戦開幕週から背番号「46」を背負ってベンチ入り。東大2回戦の8回、代打で初打席を迎えた。内角球をよけた際にバットにボールが当たり、三塁線へのゴロになった間に俊足を飛ばして一塁到達。ラッキーな形ではあったが初安打をマークした。 慶応大の今年の打線は、4番に座る清原正吾内野手ら実力のある打者がずらりと並んでおり、スタメン奪取は容易ではない。それでも持ち前のスター性と高いポテンシャルを発揮し、早い段階での定位置獲得を狙う。
ベースボールチャンネル編集部