警視庁「ピーポくん」ぬいぐるみ再販決定!フィギュアスケーターのザギトワと縁ある会社が製造
オレンジ色の体に動物のような愛らしさが特徴の警視庁のマスコットキャラクター「ピーポくん」。そのぬいぐるみはこれまで警視庁本部庁舎や府中・鮫洲・江東運転免許試験場などで販売されていたが、製造を委託してきた工場が職人の高齢化により、今年3月に閉鎖。以降、製造が中止となっていた。 【写真】「輝け!お寺の掲示板大賞2024」大賞に超覚寺の『望もうと望むまいとあなたは独りじゃない』 「ぬいぐるみは大・中・小の3種類があり、大5980円、中2960円、小2480円の価格で販売されていました。工場閉鎖後、仕入れを担当する警視庁職員互助組合がピーポくんぬいぐるみの製造再開に向け、これまで複数の業者と交渉、選定を続けてきました。その結果、試作品を提供した数社の中から東京都葛飾区のぬいぐるみ製造会社『メディコプレス』が新たな製造先として選ばれました」(警視庁担当記者) メディコプレスは2002年の創業。これまでオーダーメードで、企業や公的機関などにぬいぐるみや着ぐるみの製造を行ってきた。同社の梅津由都社長が選定の経緯について説明する。 「数年前からピーポくんの着ぐるみを製造していた関係もあってか、互助組合さんの方からお声をかけていただきました。提供されたサンプルをもとに、できる限り忠実に再現。試作品提出を含めたコンペに参加しました」 実はメディコプレスはこれまで世界的に注目を集めた“あの”ぬいぐるみも生産しているという。 「2018年にロシアのフィギュアスケーター、アリーナ・ザギトワさんに秋田犬保存会から秋田犬『マサル』が贈呈された際、弊社が製造している秋田犬のぬいぐるみも一緒に贈呈されたんです。当初は少量生産だったのですが、それが話題となり、取扱量が一気に増えました」 来年春ごろから年間約2000体を目安に生産開始を予定しているというピーポくん。再販売で秋田犬のようにブレークするかも?