「自分の予想を超える評価」新人王の西武・武内夏暉は約3倍増で更改「自己管理ができなかった」自己採点は95点
西武の武内夏暉投手(23)が4日、埼玉県所沢市内の球団事務所で来季の契約更改交渉に臨み、2900万円増の4500万円(金額は推定)でサインした。 ■金ぴかマフラー、ゴージャス夏暉【写真】 ドラフト1位のルーキー左腕は今季、開幕から先発ローテーションを守り、21試合に登板して10勝6敗。投球回数は規定(143回)を超える145回⅓。パ・リーグ2位の防御率2・17をマークするなどめざましい活躍で新人王に輝いた。 約3倍増での更改後に記者会見した武内は「開幕からローテーションを守ったことや規定投球回数を超えたことなど、自分の予想以上に評価してもらえた」と満足そうに話した。 6月は体調不良で1度しか登板できなかったことを反省点に上げ、自己採点は95点。「自己管理ができなかったのがマイナス点だが、一年を通して成長できたと思う」と振り返った。 球団からは来季は25試合の登板を求められたそうで「25試合を目標に今年以上の数字を目指したい。来季はマークも厳しくなるので、目標達成のために春季キャンプから万全な状態で臨みたい」と気を引き締めていた。
西日本新聞社