STU48中村舞、1st写真集でおへそ“解禁”「実はありました(笑)」
STU48の中村舞が、1st写真集「嫌いの反対」(宝島社)を8月27日に発売した。撮影は出身地である愛媛で行われ、バレエスクールや祖母の家といったゆかりの地で見せる素の表情をたっぷりと収録。水着やランジェリーカットにも初挑戦した。中村に作品の見どころや撮影の思い出、メンバーの反応や今後の活動の展望などを語ってもらった。 【写真】レオタードを着て華麗なクラシックバレエを披露する姿など全39枚 ■念願の写真集「アイドル人生の夢がかなった」 ――写真集発売が決まった時の心境から聞かせてください。 「ようやく出せるのか!」とうれしかったです。写真集は絶対に出したいと思っていたので、アイドル人生の夢がかなったという喜びでいっぱいでした。 ――どんな内容になっていますか? 地元の愛媛県で、思い出の場所などで自然体でのんびりと撮影しました。初めて挑戦した水着やランジェリーのシーンはちょっと緊張しましたが、撮影期間全部が楽しかったです。 ――SNSでは「謎に包まれていたおへそが解禁」という投稿もありました。 私、今までおなかを出した服を着てもおへそが全然出ていなかったんです。だからファンの方の間で、私のおへそは“めっちゃ下”か“めっちゃ上”にあるとずっと言われていたんですが、今回「ここにありました」という感じで解禁しました(笑)。 ――“おへそが無い説”も見掛けました。 見えなすぎて、そういうことも言われていましたね。実はありました。哺乳類です(笑)。 ■“青春を捧げた場所”でも撮影 ――撮影で特に印象に残っているシーンはどこですか? クラシックバレエのシーンですね。私は2歳から高校3年生までクラシックバレエをしていたんですが、その時に通っていたバレエスクールで撮影したんです。私の青春を捧げた場所なのですごく思い出の詰まったページになりました。撮影を当時のバレエの先生が見てくれていて、ちょっと緊張しながらの撮影でした。 ――撮影に向けて準備をしたことは何かありましたか? 健康的に見せたかったので、ダイエットをするのではなくご飯をしっかり食べて、増量して撮影に挑みました。肌管理もしっかりして、ニキビなどができないようにケアしていました。 ■お風呂のシーンが「大胆で好き」 ――ファンの方におすすめのシーンはありますか? お風呂のシーンが大胆で好きです。私はあまり湯船に浸かることがなくて、珍しく浸かったらちょっとのぼせました(笑)。普段、見られないような姿が見られるんじゃないかなと思うので、注目してほしいです。 ――メンバーからの反応はいかがですか? 写真集自体はまだ渡せていないのですが、先行カットなどは見てくれているんじゃないかなと思います。写真集の発売を発表した時にはメンバーも喜んでくれました。同期の信濃宙花ちゃんは「おめでとう!」と言ってくれたんですが、「同期のこういう姿、見られへんねん」とも言われました(笑)。 ――水着やランジェリーカットもあるし、ということですかね。 はい。「恥ずかしい」と言っていましたが、完成したものを渡して、嫌でもページを開いて見せようと思います(笑)。 ――ご家族はいかがでしたか? 母や姉には見せました。「いいじゃん」と言ってくれましたが、家族もちょっと気まずいですよね。自分も若干恥ずかしいし、見る方も恥ずかしいし。母は「服をいっぱい着ているシーンが好き」と言っていました(笑)。 ■新たに発見した自身のお気に入りのポイント ――写真集で自分自身を客観的に見て、新たに発見したお気に入りのポイントがあれば教えてください。 自分の背中はあまり見ることがなかったので、背骨の上の溝が好きだなと思いました。自分で言ったらちょっと気持ち悪いかもしれませんが(笑)、線が入っていて「意外と背筋あるやん」って。ジムにたくさん通ったというわけではないんですが、撮影前の期間はコンサート続きで毎日リハーサルをしているような日々だったので、運動量がすごかったんだと思います。 ――タイトル「嫌いの反対」についても聞かせてください。 タイトルのインパクトが強く、私の性格にも合っているのかなと思いました。 ――帯には「中村舞は、天邪鬼だ」とありますが、タイトルを考案した秋元康さんとこれまでに交流する機会はあったのでしょうか? お会いしたことがないので、私のことをどこからか見ているのかなと思いました(笑)。ファンの方から天邪鬼と言われることはありますが、自分自身で「天邪鬼だな」とは思わないんですよね。ただ、ファンの方に「好きって言ってください」「釣ってください」と言われてもやらないので、素直になれない時はあるかもしれません(笑)。 ――中村さんが最近「嫌いの反対=好き」と思ったことはありますか? 暗めな映画やドラマを見るのが今までは苦手だったんですが、見ているうちに好きになってきました。今はゾンビが「嫌いの反対」です(笑)。グループ活動ではライブですね。やっぱりステージで踊ったり歌ったりしている時が一番楽しくて、生きがいです。 ■マレーシアで48グループのイベントに参加 ――最近ではマレーシアのクアラルンプールで開催された「AKB48 Group LIVE in KL 2024 First Cry」にも出演されていました。 AKB48さん、JKT48さん、新しくデビューしたKLP48さんなど、たくさんの48グループが集まるイベントでした。ライブの前に、グループ全体で集まって交流会のようなものをしたんですけど、フリータイムで「皆さん交流してください」という時間が私は本当にできてなくて。隅でもじもじしていたら、JKT48のメンバーさんが話し掛けてくださいました。英語でのコミュニケーションだったんですが、すごくフレンドリーだったので、私もジェスチャーありきのカタコトで頑張りました。 ――STU48からKLP48に移籍された甲斐心愛さんとはお話できましたか? 心愛さんは“コミュニケーションの鬼”ですね。すごかったです。みんな親友みたいになっていました(笑)。私にとっても海外のライブは良い経験になりました。 ■「私がいたら安心」と思ってもらえる人に ――中村さんは今年、STU48の活動でも1stアルバムリード曲での単独センターとなり、写真集も発売と大活躍です。 STU48は2.5期生の岡田あずみちゃんが3代目のキャプテンになって、新体制を一から作り上げている感じがすごくあります。いろいろと模索しながらやっている感覚も好きなので、私は7年目ですがフレッシュな気持ちで楽しみながら活動してます。これからは「私がいたら安心」と思ってもらえるような人になりたいです。 ――では、最後にファンの方に向けてメッセージをお願いします。 海もすごくきれいで、愛媛の魅力もすごく詰まった1冊になっていると思います。小さいころから過ごしていたおばあちゃんの家での撮影や、ワンちゃんとの撮影もありました。ワンちゃんももうおばあちゃんなんですが、かわいく撮ってもらえてうれしいです。素の私をぜひ見てください! ◆取材・文=山田健史